全国食品バイヤーアンケート調査!20年のヒット商品、消費者ニーズ、競合動向、21年の商品トレンド大公開!
ダイヤモンド・チェーンストア誌は2020年12月、食品小売業のバイヤーを対象にアンケートを実施した。例年同様、①20年の動向、②競合対応や日常業務、③今後の消費動向について尋ねている。得られた回答を見てみると、新型コロナウイルス感染症の影響をさまざまな側面から確認できる。こうした影響は20年だけのものか、それとも今後も継続的にみられるのか。今回の結果を踏まえたうえで、今後の動向を注視していく必要があるだろう。
コロナ禍で景況感は大幅回復巣ごもりに対応したヒット多数

今回の回答者は41名。そのうち「グロサリー」の担当者が24.4%と最も多く、「畜産」の担当者が19.5%、「住居関連商品」の担当者が17.1%と続く(Q1)。複数のカテゴリーを担当しているバイヤーを含めると、食品を担当しているバイヤーが約9割を占める。
まず20年の景況感を尋ねたところ(Q2)、「非常によい」「よい」の合計が65%を超えており、19年の10.9%を大幅に上回った。外出自粛による内食需要の高まり、コロナ予防のための日用品購入の増加、買いだめ行動の活発化など、新型コロナによる影響を追い風に感じているバイヤーも多い。ただし、自粛の影響を受けやすい総合スーパー(GMS)では苦戦を強いられたようだ。
既存店の動向を尋ねたQ3では、売上高が「伸びた」との回答が
コロナで激変、大進化!有力各社はこう動く!食品マーチャンダイジング2021 の新着記事
-
2021/01/14
セブン-イレブン、“半歩後ろ”の商品開発がヒットを生み出す納得の理由 -
2021/01/14
時短特化に45分かかる本格料理、有名飲食店の味・・・ 顧客ニーズに徹底対応するオイシックスのミールキット -
2021/01/13
3つのPB+直輸入で各売場をどう作っているのか?ヤオコーのPB戦略を徹底分析! -
2021/01/13
PB戦略を大刷新したバロー どのように1品あたりの売上高が急増させたのか? -
2021/01/12
総菜好調、ベーカリーも売上回復!絶好調原信・ナルスが着目したコロナ禍の4つの変化とは -
2021/01/12
おかず商品拡充、非生鮮値下げ、PC活用… 絶好調のSM・光洋が仕掛ける21年度MDの全貌
この特集の一覧はこちら [11記事]
