MonotaRO 2020年度、新規顧客139万口座増、売上高1517億円

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 事業者向けに、工場・工事用、自動車整備用等の間接資材の通信販売を行うMonotaRO(モノタロウ)の2020年度(12月決算)の国内事業に限った単体の売上高は、前年度比で20.0%増の1517億円となった。海外事業を含む連結ベースの売上高は1573億円(19.7%増)。

 検索エンジン最適化をはかることで新規顧客の獲得をめざし、eメールや郵送チラシによるダイレクトメール、日替わりでの特価販売、カタログの発刊・送付等による販促活動を展開した。ウェブサイト上の取扱商品は、期末時点で約1800万点、当日出荷ができる在庫商品点数は約47.6万点に拡げた。

 これらの施策で、期中に139万口座の新規顧客を獲得し、期末の登録会員数は550万口座となった。新型コロナウイルスの影響で注文単価は下落したものの、顧客増と、マスクが2倍超の売上となるなどウイルス関連商品への需要増により大幅な増収となった。

 21年度は、前期を上回る142万口座の新規顧客獲得を目指し、売上高は23.0%増の1867億円を計画している。

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