大塚家具、今期は66億円の営業赤字に、売り上げ低迷が続き4期連続の赤字

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大塚家具は2月10日、2020年4月期の営業損益が66億円の赤字になる見通しだと発表した

 大塚家具は2月10日、2020年4月期の営業損益が66億円の赤字になる見通しだと発表した。決算期の変更により今期は16ヵ月の変則決算となるが、これまで業績予想を未定としていた。

 19年12月にヤマダ電機の連結子会社となったことに伴い、在庫の評価基準を統一したところ、棚卸資産評価損18億円を売上原価に計上することになった。このため、営業赤字幅が広がった。同社の営業赤字は4期連続となる。

 20年4月期の売上高は368億円を見込む。12ヵ月決算だった18年12月期の373億円を下回る。

 同日発表した19年1〜12月期決算は、売上高が前年同期比26.8%減の273億円、営業損益が56億円の赤字(前年同期は51億円の赤字)、最終損益は56億円の赤字(同32億円の赤字)だった。11月末から12月にかけてセールを実施したが、消費増税後の低迷を補えなかった。

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