Mr.マリックさんの『黄金の矢』

2015/03/12 00:00
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 マジシャンのMr.マリックさんの著書に『黄金の矢』(2800円)がある。黄金の三部作の第一弾。500部限定で発刊された著作でMr.マリックさんが「心に深く突き刺さった365個の言葉“黄金の矢”」を紹介している。

 

 Mr.マリックさん曰く、

 

「古典になったら、客はついてこない」

 

「子供はつまらないものは、絶対に見ない」

 

「子供にわかるものは、年寄りでもわかる」

 

「慢心していたら、もう芸は上達しない」

 

「実践に勝る稽古なし」

 

「練習はウソをつかない」

 

「月並みのことをしていると、月並みで終わる」

 

「目標のない練習をしてはいけない」

 

「マネが上手くなればなる程、オリジナリティから離れていく」

 

「ゼロから発想は生まれない」

 

「いい仕事をする人は、誰でも孤独です。孤独を知らない人は、オリジナリティのある考えや事業を興すことができません」

 

「マジシャンにとって最良の教訓は、自分自身の失敗なのです」

 

「失敗する主な原因は、自信の欠如と力みすぎです」

 

「他人の失敗は参考になるが、他人の成功は自分の失敗を生む」

 

「自信が成功を呼び、成功が自信をつけさせる」

 

「『買ってください』と言うな、『買いたい』と言わせなさい」

 

「人生は常にプレゼンテーションです」

 などなど。耳に痛く、ためになる黄金の言葉が満載だ。

 その中のひとつに「成功するマジシャンの条件」というものがある。

 Mr.マリックさん曰く、「誰とも違うこと」。

 確かに、Mr.マリックさんが登場するまでは、サングラスをかけた胡散臭い風貌のマジシャンはいなかった。

 そして、これらの言葉は、芸人、個人だけでなく、企業、流通業にとっても大変参考になる。
 

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