ローソン・ファミリーマート　東北地方の物流拠点間でコンビニ初の共同輸送を開始

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　ローソン（東京都）とファミリーマート（東京都）は4月11日、東北地方の一部地域において、アイスクリームや冷凍食品などを対象とした共同輸送を開始する。これにより、車両台数およびCO2排出量の削減を目指す。

　ローソンとファミリーマートは現在、冷凍商品の輸送において、宮城県・岩手県の各在庫拠点から秋田県の配送拠点への輸送便をそれぞれ運行しているが、今後は輸送車両にスペースが発生する場合に、1台に積み合わせて共同輸送を行う。

　両社は、2020年8月と2022年2月に実施した大手コンビニエンスストア3社の共同配送実証実験に参加し、実証実験後も商品供給の安定化を図るため、物流網の構築に向けて協議と実験を継続してきた。今回、両社の配送拠点の位置条件とトラックの混載スキームの整備が整ったため共同輸送が実現した。

　なお、実験を除き、本格的に両社が共同輸送を行うのは今回が初めて。今後は他エリアへの拡大も視野に入れ、より効率的な取り組みを推進していく。