【米コストコ】　ガソリン安とドル高で既存店減収に、９～11月期

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　米会員制ホールセールクラブ最大手のコストコが発表した2015年９～11月期の既存店売上高は、前年同期比１％のマイナスだった。米国内の既存店売上高がガソリン安の影響で２％増と伸び悩んだ上、ドル高でカナダが９％の減収、その他海外が５％の減収となった。

　このため、営業利益は0.4％の微減で７億6700万ドル、純利益は3.2％減の４億8000万ドルとなった。

　ただ、ガソリン安とドル高の影響を除くと既存店は全社トータルで６％増と販売不振というわけではない。特にカナダは９％増と逆に好調ともいえるほどだ。

　コストコは11月22日時点で米国に487店舗のほかカナダ、メキシコ、英国、日本、韓国、台湾、豪州、スペインにも出店しており、全体の店舗数は697店となっている。