ライフ、3〜5月期の営業利益は34.4%減 内食需要の一服とコスト増で

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ライフロゴ
ライフコーポレーションが発表した2022年3〜5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が1857億円、営業利益が前年同期比34.4%減の55億円、純利益が34.4%減の39億円だった。

 ライフコーポレーションが発表した2022年3〜5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が1857億円、営業利益が前年同期比34.4%減の55億円、純利益が34.4%減の39億円だった。

 今期から「収益認識に関する会計基準」を適用しているため、営業収益については前年同期比の増減率を公表していない。既存店売上高は、3月は前年同月比2.7%のプラスだったが、コロナ禍による内食需要の盛り上がりが一服したことで、4月は1.3%減、5月は4.7%減と落ち込んだ。

 一方で、光熱費をはじめとする各種コストが高騰し、販売管理費が3.9%増加した。売上高販管費率は31.5%となり、前年同期に比べて2.0ポイント上昇した。

 店舗については、「セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店」(東京都渋谷区)など4店舗を新規出店した。新店の開店コストも利益を押し下げる要因となった。

 23年2月期通期に関しては、増益を予想する。通期の連結業績予想は、営業収益が7700億円、営業利益が前期比1.2%増の232億円、純利益は1.9%増の155億円と、従来予想を据え置いた。

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