Jフロント、13年2月期の営業益は2割増の260億円、スーパーマーケット事業も倍増

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 J.フロントリテイリングは2013年2月期の連結営業利益が前期比20.4%増の260億円になりそうだと発表した。昨年4月にオープンした大丸梅田店がフル稼働することに加え、大丸東京店が今秋には売り場面積を1.4倍に広げて増床オープンし、売上高は3.4%伸びて9730億円となる。増収は08年2月期以来、5年ぶり。昨年7月に博多大丸長崎店、今年1月に大丸ららぽーと横浜店など不採算店を閉鎖したこともあって営業利益は2ケタ伸びると予想する。

 また、ピーコックストアを中心とするスーパーマーケット事業も店舗閉鎖で減収が続く一方、販売管理費圧縮効果が出て利益が大幅に改善する。同事業の営業利益は前期比2倍強の10億円になりそうだ。同事業の12年2月期の業績は売上高が4.9%減の1126億円、営業利益が57.3%増の4億円だった。

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