ローソン、九九プラスを完全子会社化、株式交換で

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 ローソンは来年3月1日付けで、生鮮コンビニ「ローソンストア100」「ショップ99」を展開する九九プラスを株式交換方式で完全子会社化する。九九プラスの株式1株に対して、ローソン株32.5株を割り当てる。これに伴い、ジャスダック証券取引所上場の九九プラスは来年2月24日で上場廃止となる。

 ローソンと九九プラスは2007年2月に業務・資本提携を結び、第3者割当増資や公開買い付けでローソンは九九プラスを連結子会社化した。現在、ローソンは九九プラスに77.7%を出資している。

 両社はこれまで統一プライベートブランド「バリューライン」の共同開発、物流センターの集約化などを進めてきたが、完全子会社化することでより一体性を高め、生産性向上に結びつけるのが狙い。

 九九プラスはすでに連結子会社となっているため、今回の株式交換がローソンの業績に与える影響はほとんどない。

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