冷凍食品が核売場になる日

技術革新、ニーズ激変、売場拡大!

コロナ禍で需要が急拡大している冷凍食品。コロナ前から総菜と並び、「時短」「簡便」ニーズに訴求するカテゴリーとして知られていたが、過去2年半でより多くの消費者が手に取るようになり、その「おいしさ」を知るようになった。

これまでの冷凍食品といえば、「弁当用商材」がメーンだったが、今では主食・おかず・デザート・おつまみ、と喫食シーンが多様化している。購買チャネルもEC、自動販売機と増え、実店舗の売場も拡大している。また、冷凍食品の主要ユーザーは40代以下の若い世代だという事実も、注目に値する。

消費者のライフスタイルの変化を背景に、メーカーの技術改良や小売業の商品政策の進化が上乗せされ、冷凍食品は新たな局面を迎えているのだ。本特集では、食品スーパー(SM)やコンビニエンスストア(CVS)、食品卸売業で先進的な取り組みを行う企業を取り上げる。

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