バーニーズ、資産売却で合意 オーセンティック・ブランズなどに

ロイター
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バーニーズ店舗外観
10月17日、米連邦破産法11条(民事再生法に相当)の適用を申請した米高級百貨店チェーンのバーニーズ・ニューヨークは、保有資産をブランドのライセンス事業を手掛けるオーセンティック・ブランズ・グループと投資銀行のB.ライリー・ファイナンシャルに売却することで合意した。写真は7月31日、ニューヨークで撮影(2019年 ロイター/Shannon Stapleton)

[16日 ロイター] – 8月に米連邦破産法11条(民事再生法に相当)の適用を申請した米高級百貨店チェーンのバーニーズ・ニューヨークは、保有資産をブランドのライセンス事業を手掛けるオーセンティック・ブランズ・グループと投資銀行のB.ライリー・ファイナンシャルに売却することで合意した。破産裁判所向けの文書で明らかになった。

16日に提出された文書によると、今回の合意は、「隠れ馬(stalking horse)」としての合意で、売却額は推定約2億7140万ドル。この金額が、最低売却価格となる。10月22日までに、他からこれを上回る価格が提示されれば、バーニーズは10月24日までに入札を実施する可能性がある。

ロイターは14日、複数の関係筋の話として、バーニーズが、高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」内で店を構える方向でオーセンティック・ブランズと合意に近づいていると伝えた。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の16日の報道によると、バーニーズの広報は、この合意を好感しているものの、追加のオプションを積極的に追求していると述べたという。

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