[ZOOM UP!]ケルン国際ハードウェアメッセ 盛大に開催

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ケルン国際ハードウェアメッセ盛大に開催


会期:2018年3月4日(日)~7日(水)
会場:ドイツ連邦共和国 ケルンメッセ会場

2018年3月4~7日までの4日間、ドイツ連邦共和国ケルン市において、金物・ハードウエア業界における世界の有力サプライヤーとトップバイヤーが一堂に会するイベント「ケルン国際ハードウェアメッセ2018」が開催された。毎回、多数の日本企業も積極的に出展・参加しており、西欧、東欧、北アフリカのバイヤーなどと、新商品の発表や商談の場として活況を呈した。

 

 

日本からの来場者も大幅に増加

 今年の「ケルン国際ハードウェアメッセ」は、大盛況となり、商談も活発に展開された。それを裏付けるように、出展者数は58カ国から2770社の参加があり、また、来場者数は前回比9%増の約4万7000人という大幅な増加を記録。その内訳は、出展者のおよそ87%、来場者の70%がドイツ国外からの参加であり、来場者の出身国数においても、前回から19カ国増の143カ国に上り、国際性がさらに高まったイベントとなった。

 

 欧州DIY小売業協会(EDRA)、およびグローバルホーム改善ネットワーク(GHIN)のジョン・W・ヘルベルト事務局長は、「会期が前回より1日延長され、とくに海外からのビジターには好意的に受け入れられたことにより、アジア、とくに日本、北米、ロシアなどからの来場者が増加した」と評価した。

 

 また、工具や工業用製品、締結・接続技術、付属品といった分野の新製品をはじめ、画期的な新技術、そして最新トレンドとともに、来場者の絶大な注目を集めたのが「DIY大通り」である。ハウス&ガーデン製造者協会(HHG)と共同で、個人の住居改築という分野を対象にした総計235mにも及ぶ企画展示&ブースであり、終日にぎわいを呈していた。

 

デジタル化に直面する業界の対応

 今回も広範囲にわたるイベントプログラムが開催。業界の新製品、革新的技術、そしてトレンド発見の機会として注目が集まった。ハードウエア製品のデジタル化も昨今のトレンドであり、クローズアップされている。

 

 『EISENフォーラム』内の講演、出展者による2日間の『dサミット』『スタートアップ・ヴィレッジ』、そして特別イベント『3Dプリンティング~アディテイブ・マニュファクチャリング』でも、さまざまな形態のデジタル化、工具のAI化がテーマとして取り上げられた。ハードウェア販売業中央連盟(ZHH)の専務理事トーマス・ダムマン氏は、「当展示会はデジタル化に直面する業界にとって重要なトレンドセッターであると考えている」と述べ、新製品の発見・商談にとどまらず、デジタル製品や3Dプリントの新たな可能性等、さまざまな斬新なアイデアに触れることができる絶好のプラットフォームであると評価した。

 

『EISEN Award 2018』の受賞企業

 主催者であるケルンメッセは、パートナー団体、協賛とともに、第4回『EISEN Awa rd』を発表した。BHB協賛のCSR部門の最高賞である『EISEN‐CSR賞』は、KNIPEX‐Werk C. Gustav Putsch社に授与された。Z HH協賛の『イノベーション賞』は、HAZET‐Werk Herma nn Zerver社(HiPer 微小リバーシブルラチェット 916 HP‐1000 Nm,90ギア)、KNIPEX‐WERK C.Gustav Putsch社(KNIPEX ロープカッター 9562 160)、そして Wiha Werkzeuge社 (Wiha SpeedE)に贈られた。

 

 次回の「ケルン国際ハードウェアメッセ」は、2020年3月1日(日)~4日(水)に、ドイツ、ケルンメッセ会場にて開催予定。

 

大きな成果を残した「ケルン国際ハードウェアメッセ2018」の会場風景と授与式