【大塚家具】販売不振で45億円の営業赤字転落、中期経営計画取り下げ

2017/02/14 00:00
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 大塚家具が発表した2016年12月期の業績は、営業損益が45億円の赤字(前期は4億円の黒字)だった。営業赤字は2年ぶりで、赤字幅は過去最大。売上高が前期比20.2%減の463億円に落ち込んだことが要因。

 

 中古品販売などの新規事業や法人向け営業などを強化したが、既存店の販売不振をカバーできなかった。

 

 同社は15年2月に策定した中期経営計画で、17年12月期に売上高594億円、営業利益19億円を達成するとしていたが、業績悪化のためこの計画を取り下げた。3月上旬をめどに中古品販売事業などを織り込んだ「中期ビジョン」を発表する。

 

 17年12月期の業績見通しは、売上高が14.5%増の530億円、営業損益は5億円の黒字とした。

 

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