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2018年3月1日

〈特別企画〉ホームセンターバイヤーが選ぶ年間ヒット商品2018
ガーデニング:薬剤部門、肥料部門、園芸(農業機器)部門

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〈特別企画〉ホームセンターバイヤーが選ぶ年間ヒット商品2018


■ガーデニング:園芸(農業機器)部門

 

コンパクトなデザインながら
抜群な機能性でヒット商品に

充電式草刈機/工進

 

★★★ 選評


軽量コンパクト、トリマーとしての活用も可能

 

 ポンプ・噴霧器でトップメーカーの工進が、2017年3月に、充電式草刈機「スマートコーシン」シリーズを発売し、本格的に草刈機市場に参入した。本格的なタイプもあるなかで、「おうちまわりの草刈りに」をキャッチコピーにした「SLT‐1820」(ナイロンコード式)を中心にホームセンター(HC)の店頭でヒットした。

 

 同商品のサイズは、950~1170㎜の伸縮タイプでコンパクト。補助ハンドルの角度も変えられるので、狭い個所などでも取り回しが楽なことが特徴だ。本体重量も2・4kgと軽量なので女性でも簡単に使える。さらにヘッドの角度を変えることで垂直面でも刈れるので、垣根などのトリマーとしても使用できる。

 

 また、本体が自立するので小休止や収納時にも便利なこと、安全性を考慮して飛散防止カバーを一般品よりも大きくしたことなどで、消費者から支持を集めた。

 

 草刈機としては、初めての参入となったため、はじめは動きが鈍かったが、夏以降流通での認知度も高まり、メーカー希望小売価格が1万8200円(税別)と値ごろ感がありながら高機能であることから販売台数を伸ばした。

 

 「SLT‐1820」のほか、「スマートコーシン」シリーズとして、「ガーデニングから農作業まで」とした本格的な草刈機もラインアップ。こちらはチップソー式で、36Vと18Vの2タイプを発売している。

 

★★★ アンケート結果


「新規機能性」、「価格」、「斬新さ」で高評価

 

充電式草刈機の評価
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 草刈機の市場では初参入だったため、「ブランド力」は「4」となった。一方、「新規機能性」、「価格(値ごろ感)」、「斬新さ(デザインなど)」の3つの項目では、最大評価の「5」となった。

 

 垂直方向での使用が可能なこと、自立すること、軽量コンパクトの設計、大きめのカバーなど、一般ユーザーの使用をイメージした製品づくりが、売上に大きく貢献した。こうした機能面の充実に加えて、店頭価格が2万円を大幅に切ることも、高い評価につながっている。

 

 「売場提案力(販促)」、「環境・ユニバーサルデザイン」の評価は「4」。機能性をアピールする告知を店頭で積極的に行ったことと、女性でも気軽に使えることやさまざまな場所で機能を発揮することなどが評価された。

 

 従来の草刈機のイメージを一新し、同市場に一石を投じた商品となった。

 

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