【米ホームデポ】人事・店舗開発部門スリム化などで1000人削減
米ホームセンター最大手のホームデポは、本部のスリム化などで従業員を1000人削減することを明らかにした。
同社は新規出店の抑制を決めていることから、店舗開発、店舗設計の部門をスリム化する。また、従業員採用などのために地域オフィスに勤務していた人事担当者を本部に集約、人員を削減する。本部および地域オフィスでの人員削減数は900人を予定する。
さらに、小型の実験店２店舗と在庫処分用のアウトレット店１店舗を閉鎖、従業員100人を解雇する。
米の住宅市場は新築、中古販売とも過去３年に渡って下落傾向が続いており、DIY用品や業者向け建築資材・器具の販売を主力とするホームセンター業界も売上高の減少が続いている。ホームデポの2009年２～10月期の売上高は前年同期比９％減だった。同社は北米で1900店舗強、国外を含めると2200店舗余りを展開している。
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