「心斎橋パルコ」の開業日、11月20日に決定、約170のテナントが出店

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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「心斎橋パルコ」のオープニング広告
オープニング広告には歌手のコムアイと俳優の池松壮亮を起用した

 パルコは10月15日、「心斎橋PARCO(パルコ)」(大阪市中央区)の開業日を11月20日に決定したと発表した。2019年9月に建て替えオープンした大丸心斎橋店本館とつながる心斎橋地区の新たなランドマークが開業する。

 心斎橋パルコは、旧大丸心斎橋店北館を約133億円を投じて改装した複合商業施設で、地下2階・地上14階建ての建物に約170のテナントが出店する。年間のテナント取扱高は約220億円を目標とする。

 延床面積は約5万8000平方メートルで、大丸心斎橋店本館とは地上2〜10階でつながる。地下2階と地下1階は飲食店や食物販、化粧品店などが出店、地上1〜3階はティファニーやコーチなどの高級ブランドとセレクトショップなどが入る。

 4階はカフェや書店、パルコとしてシェアオフィス事業第1号となる「SkiiMa(スキーマ)」、6階は体験型のアミューズメント施設と「レゴストア」など子供向けのテナントで構成される。7階はフロア全体が「無印良品」、9〜11階は3フロアにわたって展開する「東急ハンズ」を中心に、インテリア雑貨の「フランフラン」、カルチャースクールを併設した書店などが出店する。

 関西の名店10店舗を集めた13階のレストラン街「御堂筋ダイニング」は、21年1月にオープンする。

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