富裕層のニーズを満たす台北新店 最先端めざすビームスの台湾戦略とは

油浅健一
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ビームス(東京都/設楽洋CEO)の海外子会社である碧慕絲股份有限公司(BEAMS TAIWAN Co., Ltd.)が、107日に「BEAMS 新光三越 DIAMOND TOWERS」をオープンした。台湾で8店舗目となる同店は、ハイクラスをターゲットとし、ビジネスウエアや上質なカジュアルウエアなどを軸に商品を展開。変わりゆく台湾ファッションのハブを目指す。

富裕層が集まる台湾の銀座に大人向けの店舗

ビームス台湾
フォーマルとカジュアルがバランス良く並ぶ

 店舗を構える台北市大安エリアは、台北の銀座と呼ばれ、百貨店やファッションブランドが並ぶ。「新光三越 ダイヤモンドタワーズ」は、そんな台北で最も栄える地区に新たに誕生した、台湾経済の勢いを象徴するようなホットスポットだ。

 商業施設には、台湾初の10のブランド、百貨店独占の7ブランドなど、合計で130のブランドが軒を連ね、まさに台湾ファッションの最先端が結集。併せて、台湾の4人のメディアアーティストが共同で空間演出を手掛け、ファッションに敏感な人びとの社交ニーズを最先端の五感体験とともに迎え入れる。

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出店の狙い
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