ヴィンクス レジレス店舗の支援から基幹システム開発まで 現場を熟知したノウハウで流通業のDXを強力にサポート

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レジレス店舗で費用対効果を高めるノウハウを提供

 レジレス店舗で顧客が自分でバーコードをスキャンし決済する仕組みは、Amazon Goに見られるようにカメラやセンサーで購入商品をチェックし決済する仕組みと比較するとハードウェアへの投資を抑えることができる。

 カートPOSならば多店舗展開するような流通業の場合、最終的には相当数のカートPOSを用意しなければならないし、スマホPOSではiOSやAndroidそれぞれに対応するアプリ開発が必要になる。例えばイオンリテールの「レジゴー」においてアプリの開発はiPhone、iPad向けにiOS版でスタートし、その後でAndroid版を追加し、段階的に拡大している。また、メーカーの販促費を活用した販促による広告収入機会と客単価の向上など、費用対効果を引き上げる実際の運用までのノウハウが重要となる。

既存ソリューションの優位性を生かした新たなビジネスモデルの構築
既存ソリューションの優位性を生かした新たなビジネスモデルの構築

流通業の新たな顧客体験の創出をシステム面で支援

 竹内氏によれば、レジレス店舗に加えて「DXによる改革の一環で基幹システム更新の案件が増えている」という。流通業では人手不足や非接触・非対面・レジ待ち解消のためのキャッシュレス・セルフレジの導入、販促、サプライチェーンの効率化、食物廃棄ロスの削減など流通業が取り組むべき課題は多い。

 様々な課題に取り組むためにはデジタル化が急務で、そのためにはまず基幹システムから見直し、DXによる全社的な改革につなげていく必要がある。

 流通業への長年の導入実績から、POSから在庫管理、販促、市場分析など、基幹システムに連携することで店舗の効率的な運営に寄与することができると考えている。

 ヴィンクスでは、今後、流通業が「スマートストア化」を目指す中で、店舗の運営効率を向上させるキャッシュレス、セルフPOS、カートPOSなどのシステム開発に注力するとともに、「ネットとリアルの融合」や「店舗のメディア化」に向けたシステム開発・新しいサービス提供にも力を入れ、流通業の新たな顧客体験の創出や業務の省力化・効率化の課題解決のためのビジネスモデルの構築を目指していく。

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