三越伊勢丹HD、20年3月期の当期損益予想を110億円の赤字に

ロイター
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三越伊勢丹の看板
4月27日、三越伊勢丹ホールディングスは、2020年3月期連結決算の当期損益予想を従来の70億円の黒字から110億円の赤字に修正した。都内の三越店舗前で2018年1月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 27日 ロイター] – 三越伊勢丹ホールディングスは27日、2020年3月期連結決算の当期損益予想を従来の70億円の黒字から110億円の赤字に修正した。

新型コロナウイルスの影響で、訪日外国人が急減した上、国内でも外出自粛の動きが強まり、主力の百貨店事業を中心に売上高が計画比で大幅に悪化。現在の事業環境と今後の見通しを勘案し、連結子会社が保有する店舗設備などを減損処理した。

売上高予想は1兆1550億円から1兆1190億円に、営業利益予想は200億円から155億円にそれぞれ下方修正した。

コロナの感染拡大による影響で決算業務に遅れが生じているとして、決算発表の日程を5月7日から5月11日に延期した。

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