デスティネーション・ストア成功させ1兆円めざすバローHDにいま学ぶべきこととは
そして1兆円、関西本格侵攻へ
現在バローHDは、30年3月期に営業収益1兆円の目標をかかげ、成長を加速。基幹事業のSM、DgS、HCそれぞれで規模拡大をめざしている。SMにおいては、いよいよ大消費地である関西への出店を強化、本格化させることで、これまで横ばいだったSMバローの店数もいよいよ増加フェーズに入りそうだ。
その意味で、「D・S」「ネオD・S」を引っ提げたバローが関西エリアで競争優位性を発揮できるか、そして事業としての収益性がどこまで高まるかが要諦となろう。
同時にバローHDとしては、中核事業の再成長を軸に、着実に30年3月期1兆円を射程に収めながら、バリューチェーンの効率化と各基幹事業の収益向上により、利益成長を見せられるかがポイントとなるだろう。また7月26日、トーホー(兵庫県/古賀裕之社長)のSM事業の譲受などに関する検討を開始したことを明らかにするなど、M&A戦略の次の一手とシナジー最大化も注目点だ。
バローHDはいよいよ、次なる成長期に入ろうとしている。
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