マツモトキヨシ、松本貴志副社長が社長に昇格、大田社長は会長に

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マツモトキヨシホールディングス(HD)は2月15日、中核事業会社であるマツモトキヨシの社長に松本貴志副社長(45歳)が昇格すると発表した。 2018/7/4撮影

 マツモトキヨシホールディングス(HD)は2月15日、中核事業会社であるマツモトキヨシの社長に松本貴志副社長(45歳)が昇格すると発表した。就任は4月1日付け。大田貴雄社長(69歳)は代表権のない取締役会長に就く。

 創業家出身の貴志氏は、マツキヨHDの松本南海雄会長(76歳)の子息で、同社の松本清雄社長(48歳)の弟。佐藤製薬を経て2002年にマツモトキヨシ入社後、09年マツキヨHD執行役員とマツモトキヨシ取締役に就任。現在はマツモトキヨシ副社長とマツキヨHD専務取締役営業統括本部長を兼務している。

 一方、大田氏はダイエーを経て、スギ薬局に入社。スギHD執行役員グループ商品本部長とスギ薬局会長を兼務後、14年にマツモトキヨシ入社。19年からマツモトキヨシ社長とマツキヨHD常務取締役戦略事業推進本部長を務めている。

 なお、マツキヨHDが同日発表した2020年4〜12月期の連結業績は、売上高が前年同期比5.6%減の4213億円、営業利益が11.0%減の238億円と減収減益だった。新型コロナウイルスの感染拡大で郊外型店舗を中心に衛生関連商品の特需が続いているものの、繁華街や都心の店舗で医薬品と化粧品が苦戦した。21年3月期通期でも減収減益を見込んでいる。

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