リーボック販売権取得でブランド事業加速のロコンド マッキンゼー出身社長の次の一手は?

2023/11/30 05:59
堀尾大悟
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BtoBプラットフォーマーとして物流からITまで支援

 そのジェイドグループだが、Eモール事業と並ぶ事業の柱が、アパレルブランドの物流・ITを総合支援するBtoBプラットフォーム事業だ。関東に計約3万5000坪の倉庫「LOCOPORT(ロコポート)」を運営し、在庫管理や配送などの物流、ECサイトの開発、基幹システムの提供までを一手に引き受けている。「モード・エ・ジャコモ」「クラークス」など、その支援を受けるブランドは約50に及ぶ。

 近年、多くのアパレル企業にとって課題となっているオフライン・オンラインの在庫一元化にも、他社に先駆けてコロナ禍以前から取り組んできた。欠品フォローシステム「LOCOCHOC(ロコチョク)」では、在庫の連携も毎秒ごとに同期され、ECとリアル店舗それぞれの在庫状況をリアルタイムに把握することができる。特に百貨店の取引が大きいレディスブランドにおいても、百貨店の在庫もシェアされ、在庫ロスを最小化している。

 「ファブレスならぬロジレスサービスを提供。物流とECの両方を担っている当社だからこそ、倉庫を持てないアパレルブランドでもすぐに出店できるようサポートできる」と、田中氏は長年磨き込んできたプラットフォーム事業に自信を見せる。

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