学生と企業のコラボで商品化93案!未来のマーケターを育成する「Sカレ」とは

2023/08/28 05:55
中村昌弘
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「商品化して売る」ことに意味がある

Sカレの進め方
Sカレの進め方

 Sカレの特徴は、プランだけでなく商品化までを審査対象にしているという点だ。「プランだけを考えるというのはよくある話。商品化まで考えることに意味がある」(西川氏)

 実際に商品化するとなると、商品の販路開拓や素材集めなども求められる。「たとえば、toB(企業との取引)が専門の企業はtoC(消費者との取引)向けの販路がないため開拓の必要がある。自社で取り扱っていない素材を使う場合は、他社から調達しなければならない。Sカレでは、それらの役割を学生が担うこともある。これが、プランだけでなく商品化まで検討するということ。ここが大事だと思っている」(同)

 第9回まではコンセプトステージとプランステージのみで、商品化ステージはなかった(画像参照)。しかしこれだと、商品化は企業に委ねられるため、結果的に商品化される企画は少なかった。

 そこで第10回から、年末のプラン発表の後、実際に商品を制作して販売する商品化ステージを導入。コンセプト発表とプラン発表では評価する側だった企業も、商品化発表時には「評価される側」になるため本気度が変わった。その結果、商品化に至る企画が増加したという。

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