サンドラッグCVS4号店「虎ノ門店」にみるCVS業態の進化

ダイヤモンド・ドラッグストア編集部
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 サンドラッグCVS(カスタマー・バリュ・ストア)1号店となった小岩北口店(東京都江戸川区)以降、神保町店(同千代田区)、池尻店(同世田谷区)と、東京23区の東、中、西の生活エリアでの展開を進めてきた。2月8日にオープンした虎ノ門店(同港区)は霞が関の官庁街も近く、他の3店とは明らかに条件の異なる立地に登場した。

 サンドラッグCVSが持つ店舗機能に、ヘルスケア&ビューティケアの展開をはじめ、一般的なCVSが提供する豊富な弁当の品揃え、銀行ATM、宅配便取扱、ファストフードおよび入れたてコーヒーの販売などを付加し、利便性の高さをより追求したものとなっている。4号店がこれまでの3店舗と大きく異なる点の一つはファサード。サンドラッグCVSとなっているものの、3号店までのCVSオリジナルファサードではなく、赤地に大きく「サンドラッグ」と記されるDgSスタイルを採用している。また弁当はすでに自社製造ではなく、山城屋に委託した専用ラインで製造している。店舗実験を進める中で修正を重ねながらサンドラッグCVSが店舗網をジワリと増やしている。

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