完全失業率、5月2.4%で横ばい 有効求人倍率は小幅低下

2019/06/28 15:00
    ロイター
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    スカイツリーからの眺め
    6月28日、総務省が発表した5月の完全失業率(季節調整値)は2.4%となり、前月から横ばいだった。写真はスカイツリーからの眺め。18日撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

    [東京 28日 ロイター] – 総務省が28日に発表した5月の完全失業率(季節調整値)は2.4%となり、前月から横ばいだった。厚生労働省が発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.62倍で前月の1.63倍から小幅低下した。

    ロイターの事前予測調査では、完全失業率が2.4%、有効求人倍率は1.63倍が見込まれていた。

    季節調整値でみた5月の就業者は、前月比8万人減の6694万人。完全失業者は同6万人減の162万人だった。非労働力人口は同6万人増の4224万人。この結果、完全失業率は2.4%となった。

    原数値でみた就業者数や、15─64歳の就業率が過去最高を更新。完全失業率は約26年ぶりの低水準での推移を続けており、総務省は「雇用情勢は着実に改善している」との判断を維持した。

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