スタバ、さらに従業員900人削減=不振の北米店舗を閉鎖

【ニューヨーク時事】米コーヒーチェーン最大手スターバックスは25日、北米の業績不振店舗の閉鎖を進め、非小売部門の従業員約900人を削減すると発表した。米メディアによると、リストラ関連費用は10億ドルとなる見込み。
同社は今年2月にも、競争が激化し、主要市場の北米や中国での売り上げが低迷する中、コーポレート部門の従業員を1100人削減すると発表していた。組織の合理化を図っている。
ニコル最高経営責任者(CEO)は「顧客やパートナーが期待する環境を提供できず、業績向上の見込みがないと特定された店舗は閉鎖する」と説明。北米の直営店舗数は2025年度には約1%減少する見通しを示した。
ニコル氏によると今年度末には、米国とカナダでの直営店、もしくはライセンス許与を受ける店舗数は約1万8300店になると説明。さらに「今後1年で1000店舗以上を改装し、より質感や温かみがあるデザインを導入する計画だ」と意気込みを語った。





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