大企業景況感、4期ぶりマイナス=自動車関連が大幅悪化―1~3月期

時事通信社
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都内のビル群
(i-stock/segawa7)

 財務省と内閣府が12日発表した1~3月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はマイナス0.018となった。マイナスは4四半期ぶり。認証不正によるトヨタグループの生産・出荷の停止や中国など海外需要の減少を背景に、自動車・同付属品製造業の景況感がマイナス23.8と大幅に悪化したことが響いた。 

 大企業製造業全体でもマイナス6.7と、昨年10~12月期のプラス5.7から大きく落ち込んだ。一方、大企業非製造業はプラス3.2だった。

 景況判断指数は、自社の景況が直前の3カ月間に比べて「上昇」と回答した企業の割合から「下降」と答えた企業の割合を引いた数値。調査時点は2月15日。

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