景気動向指数、0.2ポイント上昇=10月、3カ月連続改善―内閣府

時事通信社
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東京・渋谷のスクランブル交差点
〔写真説明〕東京・渋谷のスクランブル交差点(EPA時事)

 内閣府が7日発表した10月の景気動向指数(2020年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.2ポイント上昇の115.9で、3カ月連続で改善した。ボイラーや金型など投資財の出荷が伸びた。基調判断は7カ月連続で「改善を示している」に据え置いた。

 一致指数では、8系列の経済指標のうち4系列がプラスに寄与。有効求人倍率の上昇や電子部品・デバイス工業での生産の伸びも指数を押し上げた。一方、小売業の販売額やアジア向けの輸出数量が減少したことがマイナス要因となった。 

 数カ月先の景気を示す先行指数は0.6ポイント低下の108.7で、2カ月連続の悪化。化学工業で生産財の在庫率が上昇したほか、東証株価指数(TOPIX)が一時軟調だったことが影響した。 

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