【米アマゾン】17年12月期の売上高は30.8%増、営業利益は微減

2018/02/05 15:00
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 米アマゾン・ドット・コムが発表した2017年12月期の売上高は前期比30.8%増の1778億6600万ドル(約19兆5600億円)だった。売上高の6割を占める北米でのインターネット通販が好調だったほか、クラウド事業のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が大きく伸びた。一方、物流費の増加などにより営業利益は1.9%減の41億600万ドルだった。税負担の軽減で純利益は27.9%増の38億6000万ドルとなった。

 

 売上高のうち商品売上高は25.2%増の1185億7300万ドル、サービス売上高は43.4%増の592億9300万ドルだった。

 

 セグメント別では、北米事業の売上高が33.0%増の1061億1100万ドル、営業利益が20.2%増の28億3700万ドルと高成長を維持。AWS事業も売上高が42.9%増の174億5900万ドル、営業利益が44.1%増の43億3100万ドルと貢献した。一方、海外事業の売上高は23.4%増の542億9700万ドル、営業損益は30億3300万ドルの赤字(前期は12億8300万ドルの赤字)と損失が拡大した。

 

 17年10~12月期の売上高の内訳を見ると、ネット通販が前年同期比17%増の353億ドル(為替変動の影響を除く)と伸び率が鈍化しているのに対して、「セラー」と呼ばれるアマゾンのウェブサイトに出店する第三者から受け取る手数料や物流サービス料などの収入が38%増の105億ドルと好調。プライム会員からの会費収入や電子書籍、音楽・映像配信の利用料などサブスクリプションサービスの売上高も47%増の31億ドルと高い伸びを示した。さらに、成長のけん引車となっているのがAWSで、売上高は44%増の51億ドルだった。アマゾンは物販よりもセラーへのサービスやサブスクリプション収入、クラウド事業などで稼ぐ収益構造へと転換しつつある。

 

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