【国分】ベトナムで4温度帯物流事業、双日、現地物流大手と合弁で

2016/12/16 12:00
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 食品卸大手の国分グループ本社(東京都中央区)は総合商社の双日およびベトナム物流大手のニュー・ランド(NL)社と共同で、ベトナムにおける物流事業に参入する。

 

 常温、定温、冷蔵、冷凍の4温度帯に対応する物流センターやトラックなどを保有し、食品の保管から店舗の配送まで一貫した温度帯管理を可能にする。現地で発展しつつあるスーパーマーケットやコンビニエンスストアなど近代的な小売業の物流ニーズに応える。

 

 6月にNL社が51%、双日が29%、国分が20%を出資して合弁会社を設立、延床面積1万1000平方メートルの物流センターを12月から稼働させた。

 

 国分は国内では丸紅と提携関係にあるが、ベトナムでは西側諸国の企業としてベトナム戦争後に初めて現地駐在員事務所を開設するなど関係が深い双日と組むことにした。

 

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