【外食市場】2010年は老人ホーム給食とホルモン料理店が成長株

2010/09/01 17:13

 マーケティング調査の富士経済は外食市場22分野に関する調査結果をまとめた。同社によれば2010年の注目株は有料老人ホーム給食とホルモン料理店。特別養護老人ホームや介護老人保健施設に比較すると介護度の軽い高齢者が多い有料老人ホームは近年、登録施設数が急増しており、有料老人ホーム給食の市場は今年、1243億円と前年比14.0%増の伸びが見込まれる。

 

 また、従来のイメージとは違うおしゃれなで清潔な店舗が増えてきたホルモン料理店は、コラーゲンが摂取しやすいとの認識が広がったこともあって女性客が急増、居酒屋チェーン大手などが多店舗化を急いでおり、市場が大きく拡大している。2010年の市場規模は9.5%増の821億円になりそうだ。

 

 一方で主要な外食業態は全体的に苦戦しており、ほとんどがマイナス成長となる見通し。09年の既存店伸び率が全体で6%減となったファミリーレストランは、低価格業態の「サイゼリヤ」など一部チェーンが成長を続けているものの、10年の市場規模は3.3%減の1兆4360億円となりそう。

 

 詳しい調査結果は富士経済発行の『外食産業マーケティング便覧2010(上下巻)』で確認できる。

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