燃油サーチャージ過去最高=6~7月―全日空
全日本空輸は20日、国際線の旅客運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を、6~7月発券分で増額すると発表した。原油価格の高騰や円安を反映し、多くの路線で過去最高だった2008年10~12月を上回る。
日本発の片道で北米・欧州・中東・オセアニアを3万7400円と、現行の1万9900円から引き上げる。ハワイ・インドネシアは2万3800円(現行1万2500円)、タイ・シンガポールなどは2万400円(同9700円)、ベトナム・グアム・フィリピンが1万2500円(同5700円)、韓国は4100円(同1800円)。
日本航空も北米を片道3万6800円(同2万200円)とするなど、6~7月発券分のサーチャージ増額を発表している。