![ニトリホールディングス札幌本社のロゴマーク看板](https://diamond-rm.imgix.net/wp-content/uploads/2020/10/2020-10-21T000917Z_1_LYNXMPEG9K007_RTROPTP_4_NITORI-SHIMACHU.jpg?auto=format%2Ccompress&ixlib=php-3.3.0&s=33c9afe0233f6b7d9ffae435b19cacab)
ニトリホールディングス=2023年3月期の連結業績予想は、売上高が9636億円、純利益は1040億円。今期から決算期を2月20日から3月31日に変更するため、今期は13カ月11日決算となる。12カ月ベースでの比較では「増収増益を見込んでいる」(善治正臣財務経理部ゼネラルマネジャー)。
ニトリなどの既存店売上高予想は2.6%増。前年はコロナ禍の影響で欠品が多かったが、今期は欠品をなくすことで販売機会のロスを減らす。ネット通販の売り上げを伸ばすため、低価格帯の商品を充実させる方針。
店舗数は国内が100純増の808店、海外は中国を中心に出店を進め、41純増の134店とする計画。
為替想定は1ドル=115円。記者会見した似鳥昭雄会長兼最高経営責任者(CEO)は「9月までは115円弱で予約している。米国が利上げして景気が悪くなり、10月には円高・ドル安になると予測しているため」としつつ、「(ロシアの)ウクライナ侵攻でどうなるか分からない」とも話した。
22年2月期は35期連続の増収増益。前期の好調をけん引したコロナ禍に伴う巣ごもり需要が一巡するなどニトリ事業は減収営業減益だったが、21年1月に買収した島忠事業の収益が上乗せされ、前年実績を上回った。