コストコ専門ネットスーパーに登録者が殺到した背景――コストコ愛用者の隠れたニーズとは

聞き手:中原 海渡 (ダイヤモンド・チェーンストア 記者)
構成:編集プロダクション雨輝
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利益率よりもシェア拡大を優先

 SocTocは商品の価格に利用手数料を上乗せするかたちで収益を得ている。しかしその利益率は、競合のデリバリーサービスよりも低い水準で設計しているという。

 「まずは、コストコとデリバリーの組み合わせという領域でシェアを取り、低い利益率でも採算がとれる状態をめざす」(大里氏)

 SocTocでは将来的に年間売上高100億円の達成を目標に掲げている。「東京近郊にはコストコが5店舗あり、1店舗当たり売上高200億円ほどと推定されている。コストコ利用者はもちろん、それ以外の潜在層も取り込み、全国に事業を拡大していけば、売上高100億円も達成不可能な数字ではない」(大里氏)

 自身も高頻度でコストコに行くという大里氏は、店に訪れる度に、開店と同時に駆け込むお客の熱狂を感じているという。「この熱狂を伝播させてサービスの浸透を図り、勝ち抜いていきたい」と大里氏は熱く語る。

大里社長
運営会社WeCanDoItの大里健祐社長
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聞き手

中原 海渡 / ダイヤモンド・チェーンストア 記者

神奈川県出身。新卒で不動産仲介業の営業職に就き、その後ライター/編集職に転身。

2022年10月に株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア入社。ダイヤモンド・チェーンストアオンライン編集部記者として記事執筆・編集を行う。

趣味は音楽鑑賞(ポップス/ロック)と、最近はレコード&カセット収集。フィジカルメディアが好きで、本も電子書籍より実物派。

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