オーケー、8月に「港北店」で 調剤薬局をオープンへ そのねらいとは?

2021/07/15 05:55
    大宮 弓絵 (ダイヤモンド・チェーンストア 副編集長)
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     オーケー(神奈川県/二宮涼太郎社長)が8月1日、神奈川県横浜市にある「港北店」で調剤薬局をオープンすることを明らかにした。

    オーケー外観
    オーケーは調剤薬局事業に乗り出す

     同社は今年5月、公式ホームページ上に2021年3月期業績とともに、22年3月期で計画する成長施策を掲載。調剤薬局事業とネット宅配事業を開始することを発表した。港北店はその調剤薬局事業における、導入店舗1号店となる。

     オーケーはすでに一部店舗で大衆医薬品の販売を行っているが、今後は病院処方箋の取り扱いにも乗り出す。さらに大型店ではクリニックの併設なども検討するという。

    大型店ではクリニック併設も検討

    オーケーは公式ホームページ上で調剤薬局事業とネット宅配事業をスタートすると発表した
    オーケーは公式ホームページ上で調剤薬局事業とネット宅配事業をスタートすると発表した

     港北店は1993年11月に開業。86年に民活法第1号認定を受けて取得した商業用地にオープンした歴史がある。自社の食品スーパーを核に、100円ショップやハンバーガー店などの5つのテナントが入る商業施設を形成している。
     売場面積は 6380.17㎡(1930坪)で、同社のなかでも大型の店舗だ。その広い売場面積をいかしすでに医薬品を販売しており、今回、処方薬まで扱いを広げる。

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    記事執筆者

    大宮 弓絵 / ダイヤモンド・チェーンストア 副編集長

    1986年生まれ。福井県芦原温泉出身。同志社女子大学卒業後、東海地方のケーブルテレビ局でキャスターとして勤務。その後、『ダイヤモンド・チェーンストア』の編集記者に転身。最近の担当特集は、コンビニ、生協・食品EC、物流など。ウェビナーや業界イベントの司会、コーディネーターも務める。2022年より食品小売業界の優れたサステナビリティ施策を表彰する「サステナブル・リテイリング表彰」を立ち上げるなど、情報を通じて業界の活性化に貢献することをめざす。グロービス経営大学院 経営学修士

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