ベイシア、学校やクラブ活動団体など77団体に1,520万円の助成金を贈呈

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ベイシアが助成金を贈呈した埼玉県伊奈町立小針北小学校のプロジェクトの様子
伊奈町立小針北小学校「持続可能なバラ栽培を通してバラマイスターを目指そう」プロジェクト活動の様子(ベイシア ニュースリリースより)

 ベイシア(群馬県)の社会貢献活動の一環として設立された公益財団法人ベイシア21世紀財団(群馬県)は11月25日、令和6年度の助成事業として、群馬県、埼玉県、長野県の3県に所在する学校やクラブ活動団体など計77団体に対し、総額1,520万円の助成金を贈呈したことを発表した。

 この財団は、子どもたちの教育と文化活動を支援する目的で平成15年度に設立されて以来、学校のクラブ活動団体や文化活動団体、さらに特色ある教育活動を行う学校への助成事業を行っている。今年度の助成内容は、特色ある教育活動への支援として29件(総額560万円)、学校クラブ活動への支援として48件(総額960万円)となっている。

 特色ある教育活動では、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校が対象となり、それぞれ独自の教育活動を実践し成果を上げた取り組みが評価されている。一方、学校クラブ活動では、対象となる学校団体が令和6年に懸命に取り組む活動内容が審査基準とされている。

 今回の助成金の活用事例として、埼玉県伊奈町立小針北小学校が実施する「持続可能なバラ栽培を通してバラマイスターを目指そう」プロジェクトが挙げられる。

 このプロジェクトでは、伊奈町の花であるバラを活用し、児童が主体となって栽培やPR動画制作、商品開発、イベント企画などに取り組むことで、プロジェクト型学習(PBL)を通じた社会参画意識の育成を目的としている。地域との連携を深めながら学びを実践するこの取り組みでは、助成金が鉢や培養土、スプリンクラーなどの資材購入に役立てられている。

 同財団は今後も、子どもたちの成長を支援し、地域社会の発展に寄与するための活動を推進していくとしている。

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