名古屋の百貨店、４月の売上高１３．２％増＝コロナ落ち着き、衣料品好調
名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が２日発表した２０２２年４月の売上高（速報）は、合計で前年同月比１３．２％増の２９９億３４００万円だった。３月下旬に新型コロナウイルス感染拡大に伴うまん延防止等重点措置が解除されたことに伴い、外出の機会が増加し、衣料品を中心に売り上げが伸びたという。
ジェイアール名古屋高島屋は２２．７％増の１２９億９８００万円だった。松坂屋名古屋店は７．１％増の８３億５００万円、名古屋三越（２店）は７％増の５８億８３００万円、名鉄百貨店の本店は２１．９％増の２７億４８００万円だった。
ジェイアール名古屋高島屋では、名古屋土産を中心に食料品でも売り上げの回復がみられた。ただ、担当者は「コロナ前に比べると（客数は）戻っていない」と述べた。
