糖質オフ商品(加工食品)、シリアル類の需要拡大が後押し市場は前期比プラスで好調
「フルグラ糖質オフ」が首位サラダチキンも健闘

20年7月ランキング1位となったカルビーの「フルグラ糖質オフ」が単品で金額構成比13.4%を占めており、一人勝ちの状態だ。前年比146%と大きく伸長しているのもコロナ禍の需要拡大の影響と推測できる。
トップ20の中で特筆すべきは、「その他加工肉類」に分類されるサラダチキンの健闘だろう。7位、8位、11位に伊藤ハムの「糖質0サラダチキン」シリーズが、13位にプリマハムの「糖質0サラダチキンハーブ」がランクインしている。外出自粛による運動不足もあって、たんぱく質を積極的に摂取したいが糖質は控えたいという思いと、そのまま食べられる簡便性が支持され、購入につながったと考えられる。
なお、新商品は「その他水物」でみられるが、トップ20圏内には入っていない。ほかのジャンルにおいても活発に新商品が発売されている状況ではない。
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