プロテイン訴求商品、市場は引き続き前年超えで伸長新商品登場で今後も期待大!

文=室作幸江(ライター)
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 一方、金額構成比13%を占めるバータイプも前年比200%超が続き好調だ。いつでもどこでも手軽に喫食できることを強みに、市場での存在感を高めている。年代別構成比では、全商品合計と比較すると、30~50代の構成比が非常に高く、とくに30代は8ポイント、40代は6.7ポイント上回っている。それゆえ、若年層の来店客獲得に向けて提案チャンスが大きい商品といえそうだ。

プロテイン訴求商品の年代別構成比
【対象商品】商品名に“プロテイン”などを含む商品、およびザバス商品

市場拡大に貢献「明治TANPACT」

プロテイン訴求商品売上ランキング トップ20 

 20年7月の売上ランキングをみると、トップ20の中に「ザバスMILK PROTEIN」シリーズが9商品ランクイン。そのうち4商品が今春投入されたものである。いかに消費者が新しいフレーバーの登場に期待しているかがわかる。

 「ザバスMILK PROTEIN」シリーズが主役のカテゴリーではあるが、新たな動きも見受けられる。今年3月に発売された「明治TANPACT」シリーズが新商品ながら好調で、トップ20 に5 商品も入っている。日本人のたんぱく質の摂取量低下に対応するソリューションとして明治が開発したものだが、すでに金額構成比16%を占めており、市場拡大に貢献している。今後ブランド認知が進めば、カテゴリー横断商品であるだけに、その割合はさらに大きくなると推測できる。

糖質オフ商品については、10/24、公開します。

・糖質オフ・ゼロ系ビール類 10/21公開
・乳酸菌関連商品 10/22公開
・糖質オフ商品(加工食品) 10/24

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