マックスバリュ西日本
2024年3月、フジを存続会社、フジ・リテイリングおよびマックスバリュ西日本を消滅会社とする吸収合併が行われ、中四国地方で圧倒的な規模を誇るリージョナルチェーン、新生フジが誕生(売上高8000億円超)。これにより、兵庫県、岡山県、広島県、山口県、鳥取県、島根県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県の10県において、約400店舗(24年2月末382店舗)を展開していたマックスバリュ西日本は消滅することになった。
マックスバリュ西日本は、2000年5月にウェルマートから商号変更、21年3月には、イオングループのSM改革における、中四国地区のSM事業統合の第一ステップとして、マルナカ(香川県)、山陽マルナカ(岡山県)を吸収合併し、新生マックスバリュ西日本となった。
店舗面積2000㎡規模を主力とするSMのマックスバリュ、地元に密着した生鮮食料品が強みのマルナカ、衣食住総合のディスカウント型店舗のザ・ビッグを展開しており、マックスバリュ西日本として最後の決算となった24年2月期の売上高は5545億円だった。