マクドナルド、7月の既存店売上高は1%の増加、2カ月ぶりのプラスに
日本マクドナルドホールディングスが発表した7月の既存店売上高は、前年同月比1.0%の増加だった。客数の減少幅が縮まり、2カ月ぶりのプラスとなった。
新型コロナウイルスの感染拡大抑制のため店内の客席を減らしていることから、客数は13.2%減少したが、5月の20.7%減、6月の19.4%減に比べて回復傾向にある。客単価は16.4%増だった。テークアウトや宅配の需要が一段落しつつあることから、5月の45.3%増、6月の20.1%増に比べると伸び率は鈍化した。
その他の主な外食チェーンの7月の既存店売上高は、牛丼店の「すき家」が2.7%増で5月ぶりのプラスとなった。セルフうどん店の「丸亀製麺」は13.8%減、ファミリーレストランの「サイゼリヤ」は27.1%減で、いずれも5カ月連続のマイナスだった。