週刊コンビニニュース セブン-イレブン、環境配慮型カトラリーを全店に導入

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セブンイレブン

一週間のコンビニエンスストアに関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。セブン-イレブン・ジャパンは4月から施行される「プラスチック資源循環促進法」に合わせ、4月1日より順次、植物由来(バイオマス)の素材を30%配合したスプーンやフォークに切り替えていく。また、店舗では顧客のカトラリー類の要・不要の意思確認を徹底。石油由来のプラスチック30%削減を目指し、CO2削減につなげていく。同社のこれまでの「プラスチック使用量」「廃プラスチック」削減の主な取り組みは、以下のとおり(2月22日〜28日のニュースをまとめました)。

  • 2019年6月・・・・・「完全循環型ペットボトル」を採用した商品の発売
  • 同年11月・・・・「セブンカフェ」ストローを生分解性素材製、紙製に切り替え/小容量総菜「カップデリ」シリーズのプラスチック使用量削減と長鮮度化を実現
  • 20年3月・・・・・「セブンプレミアム カフェラテ」シリーズのフィルム排除
  • 同年6月・・・・・「チルド弁当」の本体容器を紙製化
  • 21年6月・・・・・「手巻おにぎり」の包材を薄肉化し、印字にライスインキを使用

セブン-イレブン
<群馬県・栃木県>ご当地の味「桐生ソースカツ丼」を発売

 セブン-イレブン・ジャパンは、群馬県桐生市で馴染みのあるメニュー「桐生ソースカツ丼」を商品化し、3月1日から群馬県と栃木県のセブン-イレブン各店舗で順次発売する。「桐生ソースカツ丼」の魅力を全国に発信するために結成された「桐生ソースカツ丼会」が監修した。今回の商品は、ヒレ肉を使用したことでカツに厚みがありながらも柔らかく、さらにカツを焦がして醤油ベースのソースに漬け込むことで、ソースの旨みも十分に伝わる1品に仕上げた。

  • 「桐生ソースカツ丼会監修 ソースヒレカツ丼」(税込648円)

ファミリーマート
人気のファミマスイーツに新フレーバーが登場
フードドライブの実施店舗が1,000店を突破
強力ポケモンをゲットできる「スケジュールレイド」を開催

 ファミリーマートは、20年11月発売の「新感覚チーズケーキ」、21年6月発売の「バタービスケットサンド」、同年11月発売の「ふわふわケーキオムレット」の3シリーズに、3月1日から順次新フレーバーを販売開始する。「はじめは濃厚チーズなのにだんだん優雅なアールグレイ香る 紅茶チーズケーキ」(税込240円)、「バタービスケットサンド ダブルショコラ」(238円)、「ふわふわケーキオムレット モンブラン」(268円)の3品。累計販売数が4,000万食を突破した、人気のファミマスイーツ3シリーズの新フレーバーとなる。

 また同社が昨年4月から全国展開を開始した「ファミマフードドライブ」の実施店舗が2月25日、1,007店舗に拡大した。昨年8月までの食品の回収量は約2.3トン。

 位置情報ゲームアプリ「Pokemon Go」内で、ファミリーマート約8,000店舗が「ジム」として登場することに合わせ、同社は3月1日から7日の18時~19時強力なポケモンがゲットできる「スケジュールレイド」を開催する。「ジム」では、他のプレイヤーと力を合わせて戦うことができるレイドバトルが可能。ファミリーマートは全国で最も「ジム」を展開するオフィシャルパートナーとなり、対象店舗の入れ替えを半年ごとに行なっていく。

ローソン①
<近畿地区>アウトドアスパイスを使用した「からあげクンほりにし」
石川県でOTC医薬品の販売を開始

 ローソンは、人気のアウトドアスパイス「ほりにし」を使用した「からあげクンほりにし」(税込216円)を、3月8日から近畿2府4県で発売する。「ほりにし」は、和歌山県かつらぎ町のアウトドアショップ「Orange」が開発した、肉、魚、野菜などさまざまな食材にマッチする「オールマイティスパイス」。ご飯のおかずや酒のつまみにもぴったりの商品として「からあげクンほりにし」を開発した。一部店舗では、アウトドアスパイス「ほりにし」(税込842円)自体も販売する。

 また同社は3月1日から「小松白嶺町店」(石川県小松市)で、通常のCVS商品に加え、風邪薬や胃腸薬などのOTC医薬品の取り扱いを開始する。県内のローソン店舗でOTC医薬品の販売を行うのは今回が初めて。登録販売者が勤務する1日あたり約9時間、週合計約45時間、月曜日と水曜日を除く週5日間販売を行う。取り扱い数は約190種類。

ローソン②
<中四国地区>ご当地お好み焼きの第3弾
<東北地区>菓匠三全「ずんだ茶寮」監修の3品
<九州地区>「ピエトロ監修 高菜とひき肉のごま醤油ガーリックパスタ」

 ローソンは、3月1日から「呉焼きくわん会監修 呉焼き」(税込530円)を中四国地方の店舗で発売する。「府中焼き」(昨年12月発売)、「尾道焼き」(1月発売)に続く、広島県ご当地お好み焼きの第3弾。呉名物の細うどんとキャベツ・もやし・ねぎ・豚肉を、もちっとした生地で包んだお好み焼。

 また同社は、宮城県で人気のずんだスイーツ専門店・菓匠三全「ずんだ茶寮」監修の「ずんだロールケーキ」(税込249円)、「ずんだ餅(4個入)」(249円)、「ずんだプリン(白玉入)」(280円)を、3月1日から東北エリアの店舗で発売する。東北を代表する和洋菓子メーカー・菓匠三全が展開するずんだスイーツ専門店「ずんだ茶寮」が初めて監修した商品。

 3月1日からローソンは、九州地区と山口県下関地区の店舗で、ピエトロ(福岡市)が監修し、長崎県五島産の高菜を使用したパスタを発売する。ピエトロが展開するレストランで人気のメニュー“高菜とひき肉”を商品化したもの。ピエトロ監修オリジナルパスタの発売はこれまで2回。累計11万食以上を販売したヒット商品で、今回は第3弾となる。税込550円。

ミニストップ
「台湾唐揚げ風味スナック」
「駅弁風弁当シリーズ」から「駅弁風たこめし」新発売

 ミニストップは2月22日から、“やみつキッチンシリーズ”のスナック菓子の新商品として、「台湾唐揚げ風味スナック」を発売する。カリカリ感やスパイシーな香り、そして大きなサイズが特徴の「台湾からあげ(ダージーパイ)」を、11種類の香辛料をブレンドしたオリジナルスパイスを使い、風味のあるスナック菓子として仕上げた。

 また同社は、「駅弁風弁当シリーズ」から「駅弁風たこめし」を発売した。和風だしご飯に「しまだこ」を混ぜ込んだたこ飯に、柔らかく煮た「岩だこ」の足4本をトッピングした「たこづくし」の弁当。竹の子、山菜なども盛り付けた。2月22日の発売で税込600円。

記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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