ツルハHD、JR九州ドラッグイレブンを子会社化、株式の51%を取得

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札幌市内のツルハドラッグ
ツルハホールディングスは4月30日、JR九州ドラッグイレブン(福岡県大野城市)の株式の51%を親会社のJR九州から取得し、連結子会社化すると発表した。写真は札幌市内のツルハドラッグ

 ツルハホールディングス(HD)は4月30日、JR九州ドラッグイレブン(福岡県大野城市)の株式の51%を親会社のJR九州から取得し、連結子会社化すると発表した。ツルハHDグループの九州・沖縄での店舗数は22店舗(4月15日時点)と手薄なため、JR九州ドラッグイレブンを傘下に加えることで地盤を強化する。

 JR九州ドラッグイレブンは2月末現在で、ドラッグストアと調剤薬局を合わせて228店舗展開しており、2019年2月期の売上高は519億円、営業利益は13億円だった。今後は、国内に2138店舗を持つツルハHDのスケールメリットを活用することで、仕入れや出店のコスト低減を進めるなど収益の改善を図る。

 ツルハHDは5月28日付けでJR九州ドラッグイレブンの株式を取得する予定だが、取得額は非公表。JR九州は引き続き49%の株式を保有し、JR九州ドラッグイレブンを持分法適用関連会社とする。

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