百貨店売上高、4カ月ぶり減=降雪や営業日減少で―2月
日本百貨店協会が25日発表した2月の全国百貨店売上高は総額4254億円だった。既存店ベースで前年同月比1.5%減と、4カ月ぶりのマイナス。うるう年だった前年より営業日数が減ったほか、降雪や寒波などの天候要因が響いた。主要10都市でも41カ月ぶりに減少に転じた。
一方、訪日客による購買を示す免税売上高は14.5%増の538億円、購買客数は29.0%増の54万1000人と、いずれも2月として過去最高を更新した。
全体の売上高を商品別に見ると、時計や宝飾品を含む雑貨は2.3%増。衣料品は春服などが振るわず2.3%減。食料品は2.7%減と8カ月連続マイナスだった。