ユーロ圏GDP、0.1%減=物価伸び鈍化―7~9月期
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)統計局が31日発表した2023年7~9月期のユーロ圏(20カ国)の実質GDP(域内総生産)速報値は、季節調整済みで前期比0.1%減となった。EU全体では、0.1%増だった。
主要国別のGDPは、スペインが0.3%増、フランスが0.1%増。イタリアはゼロ成長だった。ドイツは0.1%減。
同時に発表された10月のユーロ圏消費者物価指数(速報値)は、前年同月比2.9%の上昇。伸び率は6カ月連続で鈍化した。品目別では、エネルギーが11.1%低下と、前月の4.6%低下から下げ幅を拡大させ、全体を押し下げた。