ヤマダホールディングス(HD)が、7月から法人向けに三菱自動車の電気自動車(EV)の販売を始めることが28日、分かった。まずは神奈川、埼玉両県のヤマダデンキ5店舗で取り扱い、最終的に11店舗まで拡大する可能性がある。住宅用太陽光発電の電気を蓄電池やEVなどに蓄える「スマートハウス」の販売ノウハウを得る狙いがある。
取り扱うのは、軽自動車タイプの「eKクロスEV」と、軽商用車タイプの「ミニキャブ・ミーブ」の2車種。将来的には消費者向けの販売も検討する。EVに加え、太陽光発電パネルや蓄電池なども販売する。ヤマダHDは、2010年にも三菱自動車のEV「アイ・ミーブ」を取り扱ったことがある。ただ、当時はEVの市場が小さく、約2年で中止した。