1月ショッピングセンター売上高は前年比0.6%減=日本SC協会

2019/02/27 13:06
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1月ショッピングセンター売上高
年始セールの苦戦が響いたもので、12月のセールが好調だったSCが多く、1月のセールではその反動が出たという。写真は都内で2017年3月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

 

[東京 26日 ロイター] – 日本ショッピングセンター(SC)協会が26日発表した1月のSC既存店売上高は前年比0.6%減と、前年を割り込んだ。

 

年始セールの苦戦が響いたもので、12月のセールが好調だったSCが多く、1月のセールではその反動が出たという。また、福袋販売の縮小や暖冬による冬物衣料の不振に加え、SCによっては今年から元旦を休業したところもあり、全体の売り上げを圧迫した。

 

百貨店がキーテナントとなる大都市のSCなどでは、これまで増加傾向にあった百貨店の訪日外国人向け売り上げが2年2カ月ぶりにマイナスとなったことも影響した。

 

業種別にみると、新年会需要を取り込んだ飲食が好調と回答したSCが多く、次いでシネコンや美容院などのサービスが売り上げを伸ばした。一方で、婦人衣料が振るわなかったと答えたSCが非常に多かった。

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