リテールパートナーズ、マルキョウと経営統合契約、来年3月

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 食品スーパーの丸久(山口県防府市)とマルミヤストア(大分県佐伯市)を傘下に持つリテールパートナーズ(山口県防府市)は10月21日、同業のマルキョウ(福岡県大野城市)と経営統合契約を結んだ。両社は7月21日に経営統合で合意したと発表していた。

 統合は来年3月1日付け。株式交換方式でマルキョウがリテールパートナーズの完全子会社となる。福岡証券取引所に上場するマルキョウは、来年2月24日で上場廃止となる。マルキョウには西日本鉄道が10.0%を出資しているが、リテールパートナーズは統合前に西鉄が保有するマルキョウ株式を相対取引で買い取る。マルキョウは西鉄との資本提携は解消するが、業務提携は継続する。

 リテールパートナーズの店舗数は169店舗で、売上高に当たる連結営業収益は2017年2月期で1359億円の見通し。一方、マルキョウは88店舗で16年9月期に844億円の連結売上高を見込んでいる。統合により売上高2000億円規模の食品スーパーグループが誕生する。

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