米アマゾン、第2四半期の売上高は40%増、純利益は2倍に

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米アマゾン・ドットコムが発表した2000年12月期第2四半期(4〜6月)の業績は、売上高が前年同期比40.2%増の889億ドル(約9兆3400億円)、営業利益が89.5%増の58億ドル、純利益は約2倍の52億ドルだった。写真はロイター

 米アマゾン・ドットコムが発表した2000年12月期第2四半期(4〜6月)の業績は、売上高が前年同期比40.2%増の889億ドル(約9兆3400億円)、営業利益が89.5%増の58億ドル、純利益は約2倍の52億ドルだった。新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中でも、業績拡大を加速させた。

 事業セグメント別では、北米の売上高が43.4%増の554億ドル、営業利益が36.9%増の21億ドル、海外の売上高が38.5%増の226億ドル、営業利益が3億ドルの黒字(前年同期は6億ドルの赤字)、クラウドサービスのAWSの売上高が29.0%増の108億ドル、営業利益が58.3%増の33億ドルだった。

 EC(インターネット通販)の売上高は47.8%増の458億ドルだった。中でも、食品・日用品の売上高は3倍に急増した。新型コロナの影響でEC需要が高まる中、食品・日用品の配送能力を1.6倍に増強するとともに、宅配ロッカーの設置や提携先のドラッグストアなどで商品を受け取れるサービスを拡大。受け取り拠点は3倍に増えた。

 一方、自然食品スーパーのホールフーズ・マーケットやレジなしコンビニ「アマゾン・ゴー」などの店舗事業は、新型コロナ感染拡大による営業時間短縮や外出自粛などが響いて、売上高は12.8%減の37億ドルと苦戦した。

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