「ららぽーとTOKYO-BAY」の商品を駅ロッカーで受け取り、実証実験を開始

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JR南船橋駅前に設置される「テイクアウトステーション」
冷蔵ボックスを備えた商品受取ロッカー「フルタイムロッカー」をJR南船橋駅前に設置する

 NECソリューションイノベータ(東京都江東区)とフルタイムシステム(同千代田区)は2月8日、商業施設に出店するテナントの商品をロッカーで受け取るサービス「テイクアウトステーション」の実証実験を始めた。

今回の実験には、「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」(千葉県船橋市)に出店するドーナツ専門店「クリスピー・クリーム・ドーナツ」と紅茶・緑茶などの専門店「LUPICIA(ルピシア)」が参加する。フルタイムシステムが運用する商品受取ロッカー「フルタイムロッカー」をJR南船橋駅前に設置する。

 テイクアウトステーションのLINE公式アカウントで、商品を購入し、配送予約を行う。商品は配送スタッフが店舗で集荷し、フルタイムロッカーに届ける。利用者はLINEで通知されたQRコードでロッカーを開錠して、商品を受け取る。参加店舗の店頭で購入した商品をいったん預けた上で、ロッカーで受け取ることもできる。

 設置するロッカーのボックス数は32で、常温ボックスが20、冷蔵ボックスが12。冷蔵ボックスはリモートで温度管理ができる。

 NECソリューションイノベータとフルタイムシステムでは今後、商業施設やスーパー、駅、住宅地、オフィス、駐車場など生活動線上のさまざまな場所にフルタイムロッカーを設置し、商品受取サービスを展開していくことを検討する。

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